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2026年7月2日

ペーパードライバーが最初に練習すべき5つのこと|元技能検定員が解説

「運転を再開したいけど、何から練習すればいいか分からない」。ペーパードライバー歴が長い方ほど、この悩みを抱えています。

この記事では、元技能検定員として13年間、延べ2万人以上を指導してきた経験をもとに、ペーパードライバーが最初に練習すべきことを優先順に解説します。

結論
この記事で分かること

なぜ「順番」が大切なのか

ペーパードライバーの方がやりがちなのが、いきなり目的地に向かって走ろうとすることです。

しかし、ブランクがある状態で交通量の多い道路に出ると、「やっぱり無理だ」という恐怖心だけが残ってしまうケースが少なくありません。

大切なのは、簡単なことから段階的に感覚を取り戻していくこと。正しい順番で練習すれば、多くの方が1〜3回程度の練習で「普通に運転できる」状態に戻れています。

最初に練習すべき5つのこと(優先順)

① 車両感覚を取り戻す

最も大切なのが車両感覚です。自分の車がどのくらいの幅で、タイヤがどの位置にあるのかを体で把握すること。

ブランクが長い方は、まず駐車場や広い場所でゆっくり走る・止まる・曲がるを繰り返すだけで十分です。スピードを出す必要はありません。

「車の大きさを体で覚え直す」。これが他のすべての運転操作の土台になります。

② 左折・右折の感覚をつかむ

車両感覚がある程度戻ったら、次は交差点での左折・右折です。

ペーパードライバーの方が苦手に感じるポイントは主にこの3つです。

まずは交通量の少ない住宅街で練習するのがおすすめです。

③ 車線変更に慣れる

左折・右折ができるようになったら、車線変更の練習に移ります。

車線変更が怖い原因は、後方の車との距離感がつかめないことにあります。ミラーの見方と、合図を出すタイミングを体で覚えることが大切です。

いきなり車が多い幹線道路ではなく、片側2車線以上の比較的空いている道路から始めましょう。

車線変更が特に不安な方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ペーパードライバーが車線変更を怖いと感じる理由|見る場所と判断基準を解説

④ 駐車を練習する

多くのペーパードライバーが「一番苦手」と感じるのが駐車です。

しかし、駐車は手順さえ覚えてしまえば、毎回同じ動きの繰り返しです。

①〜③の車両感覚・左右折・車線変更ができていれば、駐車の習得は比較的スムーズです。

⑤ 実際の目的地まで走ってみる

最後に、実際によく行く場所(スーパー、保育園、駅など)までのルートを走ってみます。

ここまでの①〜④が身についていれば、特別な練習は必要ありません。ルート上の注意点(合流、狭い道、駐車場の入り方など)を確認するだけで十分です。

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自主練習とプロの講習の違い

家族に横に乗ってもらって練習する方も多いですが、いくつかの違いがあります。

自主練習のメリット・デメリット

プロの講習のメリット

どちらが良い・悪いではなく、「何が不安か」によって使い分けるのがおすすめです。基本的な操作に不安がある方は、最初の1〜2回だけプロに見てもらい、感覚を取り戻してから自主練習に切り替えるのが効率的です。

練習で気をつけるポイント

最初から長時間やらない

ブランクがある状態での運転は、想像以上に疲れます。最初は30分〜1時間で十分です。疲れた状態で練習を続けても、集中力が落ちて逆効果になります。

天気の良い日の日中に練習する

雨の日や夜間は視界が悪く、難易度が上がります。まずは晴れた日の昼間に練習しましょう。夜間の運転は、昼間の運転に慣れてからで十分です。

「できた」を積み重ねる

一番大切なのは、小さな成功体験を積み重ねることです。「今日は駐車場を一周できた」「左折がスムーズにできた」。そうした一つひとつの「できた」が、運転への自信につながります。

まとめ

ペーパードライバーが運転を再開するとき、大切なのは正しい順番で、段階的に練習することです。

車両感覚 → 左右折 → 車線変更 → 駐車 → 実際のルート。この順番で練習すれば、多くの方が1〜3回程度の講習で日常の運転を再開されています。

焦らず、一つずつ。それが一番の近道です。

よくある質問

何年運転していなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。10年以上ブランクがある方も多くいらっしゃいますが、正しい順番で練習すれば、多くの方が数回で日常の運転に戻れています。ブランクの長さよりも、練習の順番と方法の方が大切です。

一人で練習しても大丈夫ですか?

法律上は問題ありませんが、ブランクが長い方が一人で練習すると、悪い癖に気づけないというデメリットがあります。最初の1〜2回はプロに見てもらい、基本を確認してから自主練習に切り替えるのが効率的です。

最初からマイカーで練習しても大丈夫ですか?

むしろマイカーでの練習をおすすめします。講習で使った車と普段の車が違うと、車両感覚をまた覚え直す必要があります。最初からマイカーで練習すれば、講習で身につけた感覚をそのまま日常に活かせます。

川野辺 駿介|K Steering Lab
※この記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。
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K Steering Lab 代表:川野辺 駿介
元技能検定員/指導歴13年
東京23区を中心に出張ペーパードライバー講習を実施。
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